ご存知ですか?後発医薬品(ジェネリック医薬品)
( 健康・医療 )
後発医薬品(以下、「ジェネリック医薬品」)は、先発医薬品(以下、「新薬」)の特許が切れた後に販売される医薬品で、新薬と同等の有効成分、効能、効果を持っています。
【新薬より安価で経済的】
新薬として国の製造許可を受けるまでには、長い期間の研究が必要で、多くの費用がかかります。ジェネリック医薬品は新薬に比べて開発費を圧倒的に低く抑えることができることから、そのほとんどが低価格で販売され、患者さんの自己負担額の軽減ばかりではなく、医療保険財政の改善にもつながります。
【効き目や安全性は新薬と同等】
新薬とジェネリック医薬品は全く同じ薬ではなく、形や色、味などが新薬と異なりますが、ジェネリック医薬品は欧米と同様の基準で審査され、新薬と同等の品質・有効性(効き目)・安全性が証明されています。
【欧米では幅広く使用】
アメリカ、イギリス、ドイツなどでは、使用される医療用医薬品の約半分をジェネリック医薬品が占めています。しかし日本におけるジェネリック医薬品のシェアは、2割に満たないのが現状です。
【ジェネリック医薬品を希望するときは】
医師が処方箋に変更不可のサインをしない限り、患者自身が新薬かジェネリック医薬品かを選択できるようになっています。受診されている医療機関の主治医や薬剤師に相談してください。(病気の種類によっては新薬での治療を必要とするものがあります。また、特許期間が切れていない新薬にはジェネリック医薬品はありません)
新薬からジェネリック医薬品に移行することで医療費の負担を少しでも軽減することができる場合があります。
掲載日:平成29年02月08日
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