げいせいむら

西

Geisei Village Website

0887-33-2111(代表)

開庁時間:8時30分から17時15分(土・日・祝日を除く)

メニュー

ホーム > 行政情報 > 暮らし > むらづくり

むらづくり

地籍調査事業

【地籍調査とは】

地籍調査は、市町村が土地登記簿及び登記所の地図をもとに、一筆毎の土地について、土地所有者等の立会を得て、所有者、地番、地目、筆界(土地の地番境界)を調査するとともに、測量を行い、その結果を「地籍簿」及び「地籍図」に取りまとめるものです。
調査後は、一定の手続を経て、地籍簿及び地籍図の写しは、管轄登記所に送付され土地登記簿の記載事項が書き改められるとともに、今までの公図に代わり、不動産登記法第14条地図として登記所に備え付けられます。
地籍簿は土地登記簿の表題部と同じ内容で、一筆毎の土地の地番、地目、地積、所有者等の調査結果を記載したものです。
地籍図は、近代的な測量方法により国土地理院が設置した基準点に基づき測量が行われる結果、一筆毎の土地の境界点が緯度経度に関連付けて測定されますので、災害その他の理由により土地の境界が不明となっても、地籍図によってその境界を現地に復元することが可能となっています。

【地籍簿とは】

一筆毎の土地の地番、地目、地積、所有者等の調査結果を記載したもので、土地登記簿の表題部と同じ内容です。

【地籍図とは】

一筆毎の土地の筆界の測量によって作成された地図であり、1/250・1/500・1/1000・1/2500・1/5000のいずれかの縮尺で作成します。

【地籍調査の必要性】

現在登記所に備え付けられて利活用されている、土地台帳及び地図(字切図)は、明治初期に作成されたもので、不備な箇所が極めて多く、特に地図は、実際の土地の大きさも形も全然違っている等実情と大きく異なっている場合が数多くあります。
このように、地図の精度が低いために現地と合わず隣接する地図との接合が出来ず、またその後における土地災害、道路開設・改良等によって変化しているにもかかわらず、管理が十分に行われていないため、公簿上で地籍等の実態を把握することが困難な現状であります。
このような問題を解決し土地の権利を守るため、また、土地を有効に利用するためにも、地籍調査によって、完全な地籍図(字切図)及び地籍簿(土地台帳)を作成することが必要であります。

【地籍調査の効果】

地籍調査の効果は、土地に関するあらゆる施策の基礎資料として利用できますが、その具体的な効果として次の主なものがあげられます。
1.土地の権利関係が明確になる
境界及び面積の調査により、正確な地図が出来るため、世代がかわっても境界紛争が防止され所有権が確実に保証されることになる。
2.登記簿の記載事項の修正整理ができる
現況による地籍調査により、地番・地目・面積の変更・分筆合筆・所有者の表示変更を行うことができる。
3.土地の売買等に関し、その都度測量を要したが、図上で交渉ができる
4.事業のための測量の費用と時間の節約ができ、正確な計画施工が可能となる
5.統一された縮尺で正確な図面ができるため、接合できる
6.公租・公課等の負担の公平化
土地の正確な地目の調査と面積の測定が行われるため、負担の公平化を図ることができる。
7.農林業等の経営の合理化・効率化を図るための基礎資料が得られる

掲載日:令和1年07月09日

お問い合せ

産業振興課

電話番号:0887-33-2113